1 経済のために使い捨てばかりのモノをつくり、大量生産・大量消費の社会から抜けだそう。

2 貧乏な人とは、モノを持っていない人ではなく、無限の欲がある人たちのことだ。モノを持つことは大切ではない。

3 経済が豊かになり、お金やモノをもつことが幸せではない。幸せとは、家族を持ち、愛にあふれていること。



私たちは発展するために、この地球に生まれてきたわけではありません。幸せになるために生まれてきたのです。人生は短く、あっという間に過ぎていきます。私たちは、命より尊いモノは存在しないということを忘れてはいけません。
でも私たちは今、自分たちが作り出したはずの消費社会にコントロールされています。

古代ギリシアの哲学者エピクロスはこう述べています。「貧乏な人とは、少ししかモノを持っていない人ではない。無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」と。

私が言いたいことは、とてもシンプルです。「発展は幸福を阻害するモノであってはいけない」ということ。発展は人類に幸福をもたらすモノでなくてはなりません。愛を持つこと、家族をつくり子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のモノを持つこと。こういったことを、もたらすべきなのです。
それは人類にとって「幸福」が何よりも大切だからです。だから環境のために戦うのであれば、「幸福」こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。



(ホセ・ムヒカ、南米ウルグアイの元大統領、2012年に開催された世界の環境と開発について議論される「リオ会議」で行ったスピーチ、TABI LABO





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