「これからは20世紀的な合理性や論理構築より、直感力が大事」・・・と言われる風潮にあるが、それを養うための秘訣は?

「絶対必要なのは
(1)に、夢見ること。これがなくては何も始まらない。 
(2)には執着すること。その夢のストーカーにならなくちゃいけない。失恋の痛みや、裏切られた屈辱も、すぐ忘れたりあきらめたりしないで、明日へのバネにすること。皆さんあきらめが良すぎるからね。 
(3)は・・・やっぱり知識。知識がないと、ひらめくことも出来ない。 
(4)に、日常の何の変哲もない日々に、フシギを感じる感性を磨くこと。少年や少女の視線になって『なぜ、どうして』を感じようとしてみる。大人になると、『面倒だ』と思ってその視線をあきらめるから、それ以上進まなくなる。 
(5)に『どうすれば儲かるか』、『どうやったら得するか』(笑)、何でもいいから、欲望を論理的に考え詰めること。欲望を成就させるための論理は、必要なんだよ。 
(6)に、特に数学なんかだと、大自然の摂理から学ぼうとすること。これが数学的にもうまくできているから、自然を観察している人は、発見も多いと思うよ。 
(7)は、常識を当たり前だと思わないこと。タイヤはなぜ丸いのか。三角や四角いタイヤがあってもいいじゃない。今までの既成観念を払拭する。というわけで、上司や同僚の言うことも鵜呑みにしないこと(笑)。『どうしてですか?』って何でも反駁してばかりで、嫌われるかもしれないけどね(笑)。 
(8)に、生活でもよくある『失敗』から学ぶこと。失敗したらシメた!と思うこと。失敗の原因を考えることが、成功の糸口になることが往々にしてある。大きな結果・・・ノーベル賞を受賞するような方々は、失敗から学んでいるよね」


 


(秋山仁、数学者、プロフェッショナルの唯言13)



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